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Yahoo!ブログの 見ごろ 食べごろ 笑いごろ

2008-10-01

[]ブログパーツ・善意の二次配布問題のメモ はてなブックマーク - ブログパーツ・善意の二次配布問題のメモ - Yahoo!ブログの 見ごろ 食べごろ 笑いごろ

阿檀さんの所のコメント欄が興味深いので、あとで言及するかもメモ。

この課題を考えるとき、許諾をする主体は制作者(配布コントロール権利を持つ者)ですよね。

私は、この場合の取り決めは、できるだけ「白」を多くし、「黒」はなるべく少なく、そして「灰色」は限りなくゼロに近づけるよう、制作者側が十分吟味したルールをユーザーに提供すべき「義務」がある、と考えています。グレーが議論/問題になるというのは、制作側にとっては、いわば「恥」であるという感じです。ユーザーが疑問を抱くというコスト負担自体がすでにサービス低下であると考えてよいのではないでしょうか。

誤読があったようなので、お詫びします。 - てんさい よりも もっといい:straymindさんのコメント

私は「契約書を書く人」だった時期があるんですが、グレーゾーンの事前予測が一番大変でした。それがあまりにも大変だったので、個人WEB素材サイトにまで、そのようなルールを提供すべき「義務」があるとするのは、要求水準が高すぎるように感じてしまうんですね。まぁ大企業であれば、そこはちゃんとやってほしいという「願望」はあるものの、実態は、MIXIの「規約かえたら叩かれまくり」事件のように、なかなかうまく行ってないのが現状じゃないでしょうか。

誤読があったようなので、お詫びします。 - てんさい よりも もっといい:阿檀のコメント

今回の場合、作り手が絶対的な権限を持つ立場にいること、ユーザーはそれに従う義務があることを考えると、作り手が自ら公正で隙のない使用規定を用意すべきである、と言うところは、原則として了解いただけると思います。

グレーゾーンを扱うには、規約を性悪説で規定し性善説で運用すること、恣意的な運用を避けることというような常識が必要なのですが、まず、「作り手(さまざまなレベル)」の、そういった知識経験が、とても少ない。どこかで見たようなひな形をコピペして置いてあるから、いざ事が起こったときに対処できない、というパターンが多いと感じるのですね。

誤読があったようなので、お詫びします。 - てんさい よりも もっといい:straymindさんのコメント

グレーゾーンは少なくすべき、というstraymindさんの意見に納得しかける。

が、要求水準が高すぎるという阿檀さんの話を、自分の身の回りで考えてきると、こっちのほうがしっくり来る。

生命保険とか銀行の借り入れとかにある契約書。あれって不測の事態に備えて、物凄く細かいことまで、そんなに大きくない紙に豆粒みたいな文字でぎっしり書かれていて、しかも妙に難しい文章が使われていることが多い。アレを出す側は客に理解してもらおうという気持ちがあるのかどうか、はなはだ疑問を抱かざるを得ない。建前としてはあの契約内容に同意しないと成立しないのだけど、果たして何割の客があの契約を理解しているのか。

wiki文法での再配布問題、実のところ部外者がどーのこーのいう問題ではないのは重々承知なんだが、善意に基づいて行動を起こしているはずのOYAJIさんの「善意」がかなり盲目的にある一方への善意しか配慮されていないのが非常に興味深いと思っている。

[]ブログパーツ・善意の二次配布問題のメモ2 はてなブックマーク - ブログパーツ・善意の二次配布問題のメモ2 - Yahoo!ブログの 見ごろ 食べごろ 笑いごろ

実のところアレがアウトかセーフかなんて話は権利者が判断すれば良いと思っているので、現在YAMAHAさんに問い合わせしていて、一度回答をもらっている。

こちらの質問内容は「scriptタグで提供されているブログパーツを、scriptタグが使えないブログサービスにおいてそれを回避する為に、別の書き方に置き換えて表示し、その方法を紹介することは、規約に反しませんか」というもの。

これに対する回答(の要旨)は次の通り。

「Scriptタグを使用して記述する方式にて動作確認しているので、ブログパーツ提供ページに告知されている記述以外での使用方法の告知はお控えください」

うーむ、微妙にはぐらかされた感じ。まぁこっちの質問内容が簡潔すぎたのが問題だったのかも。

この回答だと二通りに解釈できる。

  1. 動作が確認されれば、別の記述方法でも問題ない
  2. 提供している記述以外での告知はNG

回答が曖昧だったので、追加質問。

今度は具体的にYahoo!ブログでの記述方法について書き加えた上で、

  • この方法をブログ上で紹介することは、利用規約である‘本ブログパーツの全部または一部を、私的利用の範囲を超えて複製、送信、修正、改変すること’に当たるのではないか、と(ユーザー間で)議論されている
  • YAMAHAのページにアクセスすることなくパーツ表示用のタグを取得できるのは問題があるのではないか、ということが争点になっている

と書き添える。

但し、これだけの情報ではOYAJIさんにとって不利に過ぎるので、次の一文を書き加えた。

  • wiki文法で紹介されている方法を用いても、結果的に表示されているswfファイルは同じ

追加質問に対する回答は現時点で未着。

YAMAHAのウェブサイト利用規約には、質問に対してYAMAHA側が回答する義務を負わない旨が記されているので、もしかしたら回答されないかも。

以下、個人的見解。

  • Yahoo!ブログユーザーが、そのユーザー自身でYAMAHAのブログパーツ表示タグからswfのURLを見つけ、それをwiki文法に変更して利用するのは問題視していない。(無論、これをYAMAHAがどう思うかは別)
  • wiki文法をYahoo!ブログユーザーに向けて紹介しちゃうのは、YAMAHAのページにアクセスすることなくブログパーツを利用できるのでNG。YAMAHAがどう思うかは別だけど、提供者へのリスペクトとして当然の配慮だと思う。

仮にYAMAHAが問題ないよと言ってくれても、これを経験則にして「一般的にブログパーツ配布者はYahoo!ブログでのwiki文法表示紹介を歓迎している」という情報を広められるのはカンベンして欲しい。

つーか、OYAJIさんはV氏の記事を読んでYAMAHAのブログパーツの存在を知ったようなんだけど、書かれている記事はV氏の物と比較して大きな付加価値はなく(公式wikiではないembedを置き換えて、公式wikiのitemに変更しているくらいか)、情報をそのままなぞったに過ぎない。しかしOYAJIさんの記事中には「V氏の記事で知った」云々の断り書きがなく、普段から「相手に対する思いやりを持って」と読者への啓蒙活動をするOYAJIさんが、自分自身はその啓蒙内容を実践できていないように思える。このことは今回に限った話ではなく、OYAJIさんの記事について度々思うことであることを付け加えておく。

[]しつこく善意のブログパーツ再配布問題を考えてみる はてなブックマーク - しつこく善意のブログパーツ再配布問題を考えてみる - Yahoo!ブログの 見ごろ 食べごろ 笑いごろ

再配布に対してポジティブに解釈すると。

配布元を経由しなくても表示タグを取得できるOYAJIさんのやりかたは、あるいは配布元にとっても大きなメリットがあるよ説も挙げてみる。

提供元(この場合YAMAHA)にとっては、ウェブサイトの訪問者数なんてどうでも良くて、要はあのブログパーツがあちこちで利用されて、自社のロゴマークの入ったswfが表示されることが目的とも考えられる。ウェブサイトの訪問者なんか関係ない、swfファイルが表示されればそれだけで広告効果があると判断しているかもしれない。

この場合だとOYAJIさんのブログパーツ配布方法は「是」となる。

Yahoo!ブログ以外でも、scriptタグをコピペできるように紹介するブログが出てくるかもしれない。

だけどYAMAHAからの回答が出ない限り、これは都合の良い解釈としかいえない。また、仮にYAMAHAが「いーよいーよ、どんどん使ってちょ!」と言ったとしても。現時点ではこの考え方に対して、他のブログパーツ提供元のコンセンサスが得られるとは考えにくい。

あと「これはどーなんだろ?」と思っているところ。

ブログパーツ提供元の表示scriptタグって、jsファイルへのリンクが書かれている事が多いのだけど、それをYahoo!ブログのwiki文法にする場合、そのjsファイルをダウンロードして、テキストエディタに展開、そのソースからswfファイルのURLを見つけてwiki文法に記述する手順が取られているはず。

元のタグには表示されていないswfファイルを、jsファイルから抜き出すのは是か非か、よく分からない。

表示されている画像のimg直リンクとは、同一線上で語れないと思うのだが、どーなんだろう。

少なくとも、「画像への直リンクはマナー違反」とか言う人は、Yahoo!ブログのwiki文法で再配布されたブログパーツを利用すべきではないと思うのだが。

[]まだまだ続く善意の二次配布の話 はてなブックマーク - まだまだ続く善意の二次配布の話 - Yahoo!ブログの 見ごろ 食べごろ 笑いごろ

配布元を経由しなくても表示タグを取得できるOYAJIさんのやりかたは、あるいは配布元にとっても大きなメリットがあるよ説を唱えたばかりでアレですが。

しかしやはりその方法は、配布元ばかりではなくYahoo!ブログユーザーの為にもならないよ説も。

ブログパーツ配布元の目的が、宣伝+自社ウェブサイトへのアクセス誘導を狙った物だとしたら、wiki文法による再配布はパーツ提供者にとって大きな痛手となるはず。

いくら利用規約へのリンクをして「利用前に読むように」と注意喚起したところで、Yahoo!でのブログパーツ設置情報を求めて訪れる初心者が、それを読むとは思えない。彼らの目的は「Yahoo!ブログでのブログパーツの設置タグの取得」であって、説教オヤジの注意事項ではない。

その場合、配布元からのswfファイルの呼び出し回数は大幅に増えるけれども、ウェブサイトへのアクセスは変わらないことになる。営利団体がブログパーツを配布する場合、それくらいの統計は取っているだろう。

もし「多くのYahoo!ブロガーにこの面白いブログパーツを知ってもらい、ブログを楽しくする為に大いに利用してもらいたい」という善意が見事に成就した場合……

配布元のサーバーはswfファイルの読み込みでフル稼働。なのにウェブサイトのほうは閑古鳥、思っていたほど広告としての効果も上がらない、となれば?

配布元はYahoo!ブログからのファイル呼び出しを制限するか、あるいはブログパーツの配布自体を中止してしまうかもしれない。

そうなると配布元にアクセスして、自身でwiki文法に置き換えて利用していた悪意のない他のYahoo!ブログユーザーや、あるいは配布元の意図通りの利用法をしていた他のブログパーツ利用者にも迷惑がかかることになる。

「そんなに負荷がかかるはずがない」とか「屁理屈だ」と思われるかもしれないけど、過去にこんな実績がある。


僕がgooブログを利用していた頃、gooブログが異常なまでに重くなり、ほとんどアクセスが出来ないことが頻繁に起こった。

gooブログからの公式発表はなかったが、このサーバーの高負荷状態発生は、一部のブロガーの間ではYahoo!ブログユーザーによるgooブログの絵文字利用が原因だったと囁かれた。

当時、絵文字機能がないYahoo!ブログでは、gooブログの絵文字を直リンクして「素材」として配布するのが大流行し、単に絵文字をずらずら並べただけのコピペが、Yahoo!ブロガーに便利たれと善意と例の転載ボタンによって拡大したのだ。そして女子中高生の多いYahoo!ブログにおいて、その絵文字がYahoo!ブログの公式絵文字であるかのごとく、広範囲に使われたのである。

この事情を知らないgooブログユーザーは、突如としてブログが開けなくなった怒りをスタッフブログにぶつけ、半ば炎上状態が続いていた。それ以前のgooブログは、大手ブログサービスの中ではダントツの表示速度を誇っていたので、重くなることに対してはかなり敏感だったのだ。

gooブログを画像置き場として利用していたユーザーも多かったので、必ずしもYahoo!ブログユーザーによる絵文字直リンクだけが原因だったわけでもないかもしれないが、Yahoo!ブログ間でgooブログ絵文字が大流行した時期と、goo鯖重杉状態の時期は完全に一致する。

自サービスを利用しないブロガーのファイルアクセスによってサーバーに負荷がかかるのは、gooブログサイドにとっても手痛いダメージだったらしく、やがてgooブログの画像ファイルは外部サービスからの呼び出しを規制するようになった。

(ここであえてOYAJIさんを持ち出すと、当時彼は「gooブログに迷惑を掛けないよう、gooの絵文字は、オリジナル作成者の1キロバイトの素材屋さん(うろ覚え)からYahoo!にダウンロードして使おう」と啓蒙していたことをお知らせしておく。)


ブログパーツのswfファイルだって、多くのユーザーが利用すればそれなりに負荷がかかるだろう。配布元を訪問することなく表示タグを取得することが配布元の意に反する行為だとすれば、配布元がそれを規制するのは十分考えられる措置だ。

Yahoo!ブロガーに便利たれ、と配布元を訪問することなくタグを取得可能な記述を行うことは、それが配布元の意に反した行為と見做された場合に、多くの善良なブロガーが迷惑をこうむることになる。善意の二次配布が、結果的に他人に迷惑を掛けてしまうのでは、その善意は批判されてしかるべきだ。